Brand Profile

KEIKO KUROISHIのスカーフは、デザインと着け心地のバランスを考え、様々なこだわりの素材を使用しています。 このページでは、素材・加工のご紹介とケアの仕方を掲載していきます。長くご愛用いただく為のご参考になればと思います。

シルク (人に優しい素材)
長繊維の天然繊維で、軽さと光沢感・ドレープ感が美しい生地です。発色も良く、KEIKO KUROISHIでは定番素材です。

蚕は農薬がかかった桑の葉を食べると死んでしまう事から、繭は無農薬で作られていると言えます。 シルクは紫外線を吸収すると黄変しますが、これはUV効果があるからです。また蛹が呼吸できる様に、適度な湿度を保つ性質もあり、すべて母なる蚕が子である蛹を守る為の自然の恵みです。身に着けると、包まれる様な安堵感を感じられる、人にも優しい素材です。

精錬という工程で、どのくらいソフトに仕上げるか、どのくらいの張り感を残すかを調整します。
写真は薄手のシルクシフォンです。透け感が美しく、季節を問わずご使用いただけます。
TANABATAスカーフに使用しているのは羽二重という生地です。軽くて、ほどよい光沢感があります。
ベルベット(双子の姉妹)
柔らかな手触り、深みのある色調と光沢感が美しい生地です。 KEIKO KUROISHIでは、シルク100%か、基布がシルク100%・パイルがレーヨン100%のベルベットを使用しています。

図のクロ部分が基布、グレー部分がパイルで、アカがナイフです。
2枚の基布の間に、経糸または横糸1本おきにパイルが走ります。そのループ状のパイルの中央を、毛羽を出した状態でナイフでカットします。その為、双子の様に常に2枚セットでできあがります。

毛羽が洋服に付着した時は、ブラシやテープで取り除いて下さい。目立たない同系色や、毛羽が付着しにくいような、滑りのよい生地の洋服をお選びいただく事をお薦めします。


着用後は洋服ブラシでほこりを払い、ハンガーに伸ばしてかけるか、きれいにたたんで保管して下さい。
湿気取りや防虫剤をご使用下さい。

ドライ表示の物はドライクリーニングをご利用下さい。特にシルクは水を通す事で、色落ちの恐れがあります。

KEIKO KUROISHIのスカーフにはスワロフスキー等を付けている物も多く、その場合タンブラー乾燥は厳禁です。取り扱いに表記していてもクリーニング店によってはお使いの所があります。できるだけ信用のおけるクリーニング店にお出しいただき、「スワロフスキーが付いているのでタンブラーを使わないで下さい」と一言おっしゃっていただけると安心です。


メローロック
KEIKO KUROISHIの繊細な生地によく使用する縫い方です。
糸を3本使用した細い巾の巻きロックです。
一重の軽さを活かす時に使用します。
折り目の粗い軽い生地でも、ベルベットの様な厚みのある生地でも細い巾で縫製できて、 曲線の縫いでも、つれたり伸ばしてフリル状になったりしない様に縫製できる 限られた工場さんに依頼しています。
写真は3本の糸にラメ糸を混ぜて、プリントのラメとの一体感を出しています。
手巻き(ハンドロール)
職人さんが手で生地端を丸める様に巻きながら、1枚1枚手まつりしていきます。
ふっくらとした丸みで、高級感のある仕上がりです。
大柄の多色使いの生地で、メローの様に1色を目立たせたくない時、縫い目の目立たない手巻きで仕上げます。
手刺繍のビーズ等の際まで縫製する時にも、手でビーズを確認しながら丁寧に巻いていきます。
手捺染のプリント工場
News&Columnで、プリント工場の事を記載しております。
http://www.kkintl.com/news.